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2011年4月26日火曜日

最悪の事態(2)

救急車で大病院へ再度搬送されましたが道中にも発作を起こしました。もう何回目の発作か分かりません…子供が無事に産まれる可能性が薄れていくのを感じました。妻も発作の度に体を痙攣させ顔は引きつったままになっています最悪は妻も失うかも…私の思考回路は悪い方へ悪い方へと流れて行きます。

病院に着くと直ぐに手術が始まるかと思えば手術の説明・同意書への記入等々、大事だと思いますが何とももどかしく「任せるから早く手術して下さい!」と言いたい気持ちを抑えサインします。

手術が始まるとお互いの両親が到着し経緯を説明し無事に出産されることを祈りました。

………手術中は普段の数倍時間が長く感じます。何時間待ったか覚えていませんが煙草が一箱無くなっていたのは覚えています。 そして

手術が終了し先生が出てきました。「無事に産まれましたよ、体は小さいけど元気な男の子です」と話を聞きながら涙がこぼれました「奥さんも現在は意識は無いけど大丈夫だと思います」

まさに奇跡としか言いようが無いです!産まれた子供は落ち着いてから検査を受ける事になるようです。徹夜でしたが疲れはありませんでした


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