救急車の同乗し、病院へ直行するかと思えば病院へ確認を取ってから移動しますとの事でした。焦っていただけに若干拍子抜けしましたが考えてみれば当たり前でした。
病院から受け入れを了解する返事が貰えたのでいざ出発です。夜中だったので渋滞も無く病院へ向かいます、車中にて妻の意識が回復してきました。「ここは何処?」と「何があったの?」と繰り返します、本人は全く覚えていない様で私が簡単に説明している間に病院へ到着。
脳外科の先生から説明を求められ最初に「何分位発作を起こした?」の質問に答えられません…10分位に感じましたが痙攣していた時間は1~2分位かも?と答えると先生から「長く感じるけど多分1分弱かな?次からは時間も意識して下さいね」と…そんな余裕があるかな?
病院では「抗てんかん薬」の投与が行われ数時間休んだ後に主治医の診察を受けました。おそらく入院中に聞いていたであろう注意事項を再度確認しました。
①薬の中断・減量は絶対に行わない。
②過度な疲労は避ける事。
③飲酒・喫煙はしない。
④強い光を感じる所には行かない(映画館・コンサート等)
⑤人混みの中に長時間いない。
⑥気候や気圧の変化に気を付ける
今回は正に①でした。診察が終了した時に帰るときの足が無いことに気づきました(救急車は片道)それから妻は病院から借りたスリッパを履いていました…靴を忘れた。
両親に連絡し無事に自宅へ到着です。この日は会社も休んだので二人で過ごすことにしました。
帰宅してしばらくすると妻から夫婦としての営みを…と言われ発病後初めて行いました(細かい描写は省きます)てんかん発作後だったので心配でしたが無事に終了し妻を見ると泣いていました。
困った私は理由を聞くと「子供……作れるかな?」 数時間前に救急車で運ばれた人の発言とは思えませんが目の奥に強い意志を感じましたので「脳外科と産婦人科に確認しようか?」と答えると満面の笑みで頷きました(女性は強い…)
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