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2011年4月3日日曜日

血中濃度について

発作が起きるまではあまり意識していませんでしたが薬を服用すると血液の中に薬の成分がどの程度含まれているかにより、薬の効果を判断するそうです。抗てんかん薬にも有効血中濃度があり、下がり過ぎると発作が起きやすくなり、高すぎると副作用が出てきます。
抗てんかん薬を服用しながら妊娠すると服用していない人に比べて奇形児が産まれる可能性が若干高くなりますので、あまり薬の量を増やしてしまうと奇形児になるリスクが高くなります。しかし妊娠中に発作を起こして無呼吸状態になると胎児も無酸素状態になる為、様々なリスクが考えられます。
結論としては、妊娠初期にある胎児の器官形成期(胎児の臓器が出来る時期)は副作用が怖いので薬の量を減らしこの時期を過ぎれば薬の量を増やして発作が起きないようにする事が大事です。

こんな事が出来るのか…と疑問に思いつつ血中濃度の計測と不妊治療の検査に明け暮れる半年間でした。

※これは私が体験した時の話しで病院または新しい薬や技術により、当時とは状況が異なる場合がありますのでご了承下さい。

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